フランス革命とマトカ?
2日続けての更新です。
今回は最近読んでいる本とこれから読もうと思っている本の紹介を。
「小説フランス革命」は佐藤賢一さんの著作で、全20巻くらいあるのかな、とにかく大作です。
それだけいろいろなことが起きたということなのでしょうね。
1巻目からだと最後までたどり着く自信がなかったので、途中から読み始めるという暴挙wに出ています。
章によって、デムーラン視線だったり、ロラン夫人視線だったり、ルイ16世だったりするところが、色々な角度から革命を俯瞰しているようで面白いです。
直近で読んだ12巻では、市民が反革命者を裁判もせずに虐殺するという状況にデムーランが危機感を覚えるというところがあります。(1792年9月)
ダントンが国費を横領したという疑い((例の「証拠が無いのよ」ってやつです。)も書かれています。戦争を回避するのに他国にばら撒いたお金は領収書は無いのですよね。日頃の派手な生活も疑われる理由だったようで。愛人を複数囲っていたとかあります。
史実では、宝塚ほどかっこいい人ではないようですね。
12巻の中扉の裏にダントンの言葉として「大胆に、もっと大胆に、常に大胆に」の言葉が出ていて、銀橋での「大胆に〜〜 もっと大胆に」と歌う、彩風ダントンを思い出しました。
ロラン夫人はホント、影の実力者という感じで。でも、夫を含めた手持ちの駒全てが思い通りには動くわけではなくて、暴走したり短慮だったりするので、歯がゆくて仕方なかったろうなと思いますね。
男性だったら(という書き方は嫌だけど)、政治の表舞台に出て、優れた政治家になったのではないですかねぇ。
12巻の終わりはルイ16世の処刑でした。錠前の類が好きな国王は、ギロチンの改良にあたっても刃の形などアドバイスをしているのですね。それに自分がかかることになろうとは…。
早く続きを読みたいと思います。
かわって、「海底二万海里」は、やはりさきちゃんつながりのネモ船長案件です。
先日、「CAPTAIN NEMO」のDVDを買って、さわりだけでも〜と見始めたのですけど、オープニングの次の場面ですでに頭が??となりまして。
その日は遅かったので続きはまた別の日に、と思ったのに1週間放置してしまいました。だって、「ひかふる/SV」やちぎさん時代の作品など見たいのはいーっぱいあるから〜〜と言い訳しておきます。
とりあえず原作を読んだらなんとかなるかと思い、取り寄せてみました。
分厚い!文字が小さい!電車で読むには重い!という苦難を乗り越え、何とか読んでみたいと思います。
ではまた。