同期がいること いないこと
先日、雪組大劇場公演「CITY HUNTER/Fire Fever」千秋楽のライブ配信を観た。
インターネットの調子が今ひとつで、PCだと静止画のようになってしまうので、スマホの小さい画面で頑張って観たことはさておき。
「CITY HUNTER」の「りょうちゃん」のかっこよさも「Fire Fever」の熱さも踊りまくるさきちゃんの美しさもひとまず置いておいて。
最後の挨拶の時にフッと見せた「彩風咲奈」の後ろの「さきちゃん」に心を持っていかれてしまった。
最初のご挨拶は滑らかで、きっと考えて考えてきたんだろうな、と思ったけど、その言葉の端々から、公演が中止になるかも、とか、千秋楽まで公演できるかといった不安と常に戦ってきたんだろうな、というのが感じられて、トップスターの孤独を感じてしまった。
負けず嫌いだから周りに弱音は吐かなかったと思うし、明るく元気に盛り上げてきたと想像するのだけど、千秋楽まで無事たどり着けて、ホッとしたんだろうな。
さきちゃんは結構早いうちから同期がいなくて、そのことはスカステでもチラッと言ってたけど、あの同期の絆の強い宝塚で同期がいないというのはなかなか厳しかったのではないかなと想像する。
上や下の人とも仲良しだけど、やっぱり同期とは違うものね。
水夏希さんには未来優希さん
音月桂さんには未涼亜希さん
凰稀かなめさんには緒月遠麻さん
近いとこでも望海風斗さんにはひーこさんとあゆみさんがいて。
トップの側には力強い同期がいて、きっと精神的にも支えとなってきたのだろう。
全くの孤独とは言わないけど、やはりいるといないじゃ天と地の差はあるのではなかろうか。
ファンは同期にはなれないけど、これからもずっとついていくから!さきちゃんを支えるから!と心に強く誓ってしまった、そんな千秋楽の夜だった。