おさあさ
昨日、久しぶりに昔の組本の撮影風景を見た。おさあさが並んで写真を撮られていた。懐かしい!
春野寿美礼さん(おさちゃん)とふづき美世さん(ふうちゃん)の頃の花組。ちょうど90周年のあたり。
春野時代の上半期の頃だ。
この頃の花組の何が好きだったか、一番はおさあさの並びと言っても過言ではない。
瀬奈じゅんさん(あさこちゃん)はこの時花の2番手だった。
この2人の並び、よかったなぁ。
歌はおさちゃん、ダンスはあさこちゃん、得意分野がそれぞれあって、個性も違うけど、それぞれに魅力的だった。
この2人がガッチリ組んでる、あるいは敵対してるような作品をもっと観たかったけど、90周年の時の大シャッフルで、あさこちゃんは月組の人になってしまった。
最後に組んだ作品が「天使の季節」、あさこちゃんはどこかの国のアッサーラ王子で、ふうちゃん演じるどこかの国のマルゲリータ王女の結婚相手として招かれるのだけど、王女と恋仲な売れない俳優(だったか?)ギスターブ(おさちゃん)たちがその縁談を壊そうといろいろ仕掛けて、それに翻弄されるという、ある意味大変気の毒な役で。
まさかこのあと組み替えになるとは思わないから、後になって「「あれ」でおさあさコンビ解散!?」というのがすごいショックだったのを覚えている。
90周年の大運動会が結局花組として最後だったのかな。
おさちゃん時代は長期だったから1期下のあさこちゃんをそのまま置いておけないという上の方の判断か、宝塚全体のバランスを見たのかわからないけれど、残念だったなぁ。
コメディーでもシリアスでもなんでもできたのにね。
そういえば、おさちゃん退団前の最後のタカスペ(当時はその名ではなかった気がする)では、おさあさのトークコーナーが用意されたのだった。何よりも本人たちが嬉しそうだったので、今見返してもとても幸せな気持ちになる。
……なんてことをつらつら思い出した、久しぶりのおさあさ並び、大好きだ〜!笑